【解説】  ミルキークイーンは、南東北地方以南の栽培に適する低アミロース品種で、コシヒカリと形態的・生態的特性・栽培特性等が全く同じである。玄米はやや白濁し、アミロース含量は10〜12%で、一般飯米、加工米飯等に適する。
【来歴】  コシヒカリの突然変異、(関東168号)、平成7年命名登録、農林332号。
【特性】 低アミロース米、関東でコシヒカリと同じ早生の晩、長稈・中間型、耐倒伏性弱、いもち耐病性弱、耐冷性極強、穂発芽性難。
【栽培上の留意点】  栽培特性はコシヒカリに全く同じ。倒伏、いもち病の発生に注意する。
【加工上の留意点】  炊飯米は、光沢がよく、粘りが強く、柔らかい。加水量を10〜15%減らすと程よい硬さになる。
【加工評価例】  粘りが強く、白飯、炊き込みご飯、おにぎり等の官能検査結果が優れる。
  チルドにも適するが、粥では嗜好性が劣る。
  米菓では、外観、膨化性、食感が他用途米と同等で風味がやや良好。